本日、都議会民主党は、選挙管理委員長宛に「東京都知事選挙など都内における統一地方選挙の執行延期について」の要請を行いました。
対応した、宮川雄司選挙管理委員会事務局長は、「間違いなく委員長に伝えます。」と述べました。
(別紙)
平成23(2011)年3月18日
東京都選挙管理委員会
委員長 小倉 基 様
都議会民主党
幹事長 大沢 昇
東京都知事選挙など都内における統一地方選挙の執行延期について
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、東北地方を中心に北海道から関東地方にかけての広範囲で地震動そして大きな津波を起こし、特に東北地方の太平洋沿岸を中心に未曾有の被害をもたらしました。この影響を受け、原子力・火力発電所など多くの発電・流通設備が停止し、東京都内の電力供給も大変厳しい状況が続いています。
15日には東京の多摩地域において「計画停電」が実施され、翌16日には特別区の荒川、足立、板橋、練馬の4区も「計画停電」の範囲となるなど、一般家庭や企業、公共施設、病院、信号機など全てに電力供給が止まりました。今後も都内を含めた広範な地域で停電などの事態が続くと予測されます。
そして、福島第一原子力発電所における原子炉事故も、大変憂慮される事態となっています。
また、都内には地震による被災者や原子力発電所事故による避難者が続々と到着しており、都や区市町村においても万全な受入れ態勢を取るべく、現在懸命な取り組みを続けています。
こうした緊急事態を鑑みて、3月24日に告示予定の東京都知事選挙を始めとする都内における統一地方選挙を延期すべきと考え、地方選延期の特例法を管轄する総務大臣に対して、選挙延期の意見を提出されるよう求めるものです。
以上