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都議会民進党、豊洲の集中審議をし、市場会計不認定を表明する。

 

 

 12月2日(金)、豊洲市場の盛り土問題など、一連の問題について集中審議を行う、豊洲市場移転問題特別委員会が開かれ、各会派が施設の安全性などについて質疑をしました。

 

 

 都議会民進党からは、酒井大史委員(立川市選出。上記写真)と中村ひろし理事(三鷹市選出)が質疑を行いました。

 

 

 酒井大史委員「基準を超えるベンゼン、ヒ素が検出された以上、本当に工法として問題はなかったのか。工事に瑕疵はなかったのか検証する必要があるのではないか見解を伺う」

 

 

 中央卸売市場基盤整備担当部長「土壌汚染対策工事については、ガス工場操業に由来する有害物質について、土壌は掘削除去し、地下水は揚水、復水などにより、環境基準以下となったことを、技術会議で確認している。第8回地下水モニタリングで基準超過が確認されたことについては、専門家会議から、『土壌汚染を浄化した場合、対策実施後に地下水中の汚染物質濃度が変動しながら低下していくことはよくある現象であり、一時的な上昇をもって判断するものではなく、今後の推移を見守るべきである』とコメントをいただいている。現在、専門家会議で検証していただいている状況であり、その結果をもって、適切に対応していく」

 

 

 

 酒井大史委員「土壌汚染対策工事を行ったのにも係わらず、基準を超える化学物質が検出されるということは、当時、主張していた不透水層が連続しておらず、再汚染されているということではないのか見解を伺う」

 

 

 

 中央卸売市場基盤整備担当部長「第8回地下水モニタリングで基準超過が確認されたことについては、専門家会議から、一時的な上昇をもって判断するのではなく、今後の推移を見守るべきとのコメントをいただいている。先ほど申し上げたとおり、土壌汚染対策は適切に講じていることから、再汚染されているとは認識していない。地下水濃度の推移および今後の対応については、専門会会議において検討していただくこととなっており、その結果をもって、適切に対応していく。なお、不透水層の連続性については、土壌汚染対策工事の中で確認しており、技術会議に報告している」

 

 

 

 

 中村ひろし理事「事業者から床がぬけることへの不安、のこぎりがひけない、ターレーが走りにくいなど、多くの意見が出されたと報道された。これまで都はどのように市場関係者の意見を聞いてきたのか」

 

 

 中央卸売市場移転調整担当部長「豊洲市場の開設にあたっては、平成14年4月に、市場業界の団体との協議体である新市場建設協議会及び新市場建設懇談会を設置し、その下に、街区や業種に応じて検討会や部会を設け、長年にわたり協議を重ねてきた。

 また、基本設計や実施設計を作成する際には、実際に施設を使用する市場業者を交えた協議体として、街区や業種に応じた分科会や部会を設けて協議し、市場業界の要望について、基本設計、実施設計に反映している。

 さらに、市場業者が店舗、事務室の造作工事を行うにあたっては、平成27年4月から築地市場内に設置した造作相談室にて、個々の事業者の要望や店舗・事務室の区画に即して、事前相談や設計アドバイスを行っている」

 

 

 中村ひろし理事「プロジェクトチームとしてヒアリングを行ったようだが、どういう意見が出されたのか。都としてどういう判断をしてどう対応するのか。ヒアリングは抽選のようだが、どのくらいの応募があり、何人から話を聞いたのか」

 

 

 総務局都政改革担当部長「事業者ヒアリングでは、水産仲卸売場棟のターレスロープや入口の車路の安全性、水産卸売場棟のバースの不足や、買い回り動線に関する意見などが挙がった。事業者ヒアリングでいただいた意見を踏まえ、市場問題プロジェクトチームでは、豊洲市場の施設の安全性、機能について調査、検討していく。

 築地市場の現場で働く業務従事者を対象に募集したところ、58名の応募があり、抽選で25名が参加。ヒアリングでは、これに加えて築地市場内の各団体からの推薦者と合わせて46名が出席され、15名の方からご意見。また、ヒアリングにおいて言い足りなかったことなどについても、ご意見をいただけるようにと専門委員の判断により、参加紗に対してアンケートを配布した」

 

 

 12月5日(月)の平成27年度公営企業決算特別委員会において、都議会民進党(西沢けいた委員(中野区選出))は、平成27年度中央卸売市場会計を不認定とする意見表明を行いました。

 

 

 

 西沢けいた委員 「決算の認定にあたりまして、都議会民進党を代表し、一言申し上げます。 中央卸売市場会計に関しては、豊洲新市場整備の土壌汚染対策工事によって敷地全体に盛り土を行い、建設工事をすることとしていましたが、実際の工事では建物下には盛り土をしないとする工事を発注し、平成27年度も地下空間の整備を進めていました。
     実態と異なる答弁が都議会において繰り返されてきたことや、前知事の視察時にも実態と異なる説明をしていたこと、豊洲市場で水産や青果を日々取り扱う卸売業者や仲卸業者、売買参加者、関連事業者などの市場業者にも実態が伏せられてきたこと、こうした答弁を前提として市場移転が進められてきたことは、都民や市場関係者の信頼を損ねる大問題であり、決して見過ごせるものでなく、許せるものではないと考えるものです。
     現在、都議会においては、豊洲市場移転問題特別委員会を全会一致で設置し、2日に市場の安全性について、審議を始めたところです。今後も都議会民進党は、都民の食の安全・安心を第一に、皆様の期待に応えるため、議論を積極的に行ってまいります。
     今回の決算認定に関して、当初予算の説明と執行が異なっていたことが明らかになりました。また、議会や都民に対して、現状と異なる説明を繰り返してきたことは、重大な瑕疵であると考えており、これらのことを重視して、私たち都議会民進党は、中央卸売市場会計について不認定といたします」

 

 

 

 都議会自民党が賛成し、都議会民進党をはじめとした各会派が反対し、委員長裁決をもって不認定となりました。

 

 

  都議会民進党は、都民の食の安全・安心を第一に、引き続き、豊洲市場の移転問題の議論を積極的に行っていきます。


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